グッドラッパーについて(2)

引き続き設定ツールの例。
設定される各ツール側に対応した設定用インタフェースが必要だという風に書いたが、各ツール作者はそんな本質的じゃないところをメンテしたくない場合、そういった設定用インタフェースを含んだディストリビューション(配布)を他の人がやればいいわけで、たとえばそれはLinuxディストリビュータであってもいいし、それ専用にプロジェクトを作ってもいい。
設定ツール対応共通インタフェースをもってるバージョンの各ツールをインストールすれば、設定ツール側からそのツールの設定を行うことができ、ユーザがそのインタフェースに対応してない最新版を使いたい場合は、設定ツールはそのツールの設定を変更することはないため、設定ファイルの形式などの変更があっても不整合は生じない。ユーザは統一的な設定ツールを利用するか、自分で設定ファイルを書いてでも最新版を使うか選択することができる。