生存してます、泣いたりしながら。

最近といえば、MOTHER3とか再びやってました。2周目。
このゲーム、結構急かされるのと、先が気になるのとで、1周目はサクサク終わらせてしまったんですが、いろんなNPCと話してなかったりで糸井重里の世界を味わい尽くせてない感があったので、忘れた今頃になって再びやっていた次第です。
で、2周目をやった感想。思ったよりネタバレてる気がするので、続きを読むにしておきます。

  • やっぱりラストでは泣かされた!(いやまあ基本涙腺弱いんでね…)
  • 意図的というか、糸井的なのは分かってるんですが、狙い過ぎ、いかにも過ぎ。
  • ハリを抜いていく流れが、どうしても作業じみてきてしまう。ちょっと必然性なくボス戦になるのはイマイチ。
  • なお、はじめて「のりもの」みたです。ぐんまけん。

なんというか、この物語はメタ伏線というか、世界の描写について狙い過ぎなんですよ、最終章での語りですべては明らかにされるので、その不自然さも説明されるんですけどね。
そして、ポーキー含めもうグダグダになるし、子供のいたずらは(作り物であるとはいえ)リュカの家族全員の幸せを粉々に砕くし、最後の救いがあれでは、やっぱり救いがなさ過ぎる、わざととはいえ、バカにしすぎてるし、それに泣かされてしまう自分がやるせなくなるしで、よくも!よくもやってくれたな糸井重里って言う感じで、まあ満足するわけですよ。
でもマザー1,2と違って、3周目はやりたくないなあという点で、三部作の中ではやっぱりもっとも残念な仕上がりであったといわざるを得ないです、というのが結論です。