vs WPF/Eとしての次世代XUL
注意:このエントリはかなり妄想でできてます。
Piroさめのとこで、XULオワタとか書かれているのを読んで脊髄反射。
黙って指をくわえているわけじゃない
XAMLに関しても、それ以外のものに関しても、MSがモノ作ってくる・モノ作り環境を作ってくるパワーは実際すごいものだけど、置いていかれないよう、後追いの印象派否めないもののMozillaも頑張っているという認識だったり。
Gecko 1.9(Firefox 3)に向けてやってる大規模レンダリングエンジン・グラフィックレイヤ変更(with Cairo)なんかは、SVGのフルサポートやらXUL2Dといったラインのための布石のはず。
グラフィックレイヤをCairoベースのものに一本化することで、XULとSVGを組み合わせて、コントロールに半透明処理をおこなったり、回転拡大縮小などをかけたりできるようになり、XUL自体をSVGベースにすれば、ベクトルベースのUIも実現できるはず。これで、XPFの表現力と対抗できる・・・のかなぁ、多分。
ベクトルベースのUIでの懸念としては、ネイティブテーマとの相性がイマイチそう。Windows Vista世代では新しいネイティブテーマの仕組みが必要かも。
SVGをプレゼンテーションに使うXBLとして、sXBLがW3Cに提出されていますが、次世代XULはsXBL, SVG, JavaScript 2.0を組み合わせたものになるんじゃないかと予想してみる。
開発環境
これは正直MSに分がある。Expressionは強力で、VisualStudioと連携しつつプレゼンテーションを設計するのに必要な全てがある、とあんまり調べずに書いてみる。
MSのことだから、Adobe Illustratorで作ったベクトルデータやSVGは当然取り込めるだろうし、デザイナーと開発者の協業はいままでになく上手くいくような気はする。(Expressionを使うのは誰か、デザイナがExpressionを使うようになるのか、っていうのはあるけど)
Flashとは競合しそうだけど、FlashデータからExpressionに変換できたりもしそう…。
Mozillaがベクトルグラフィックなツールを作るのは違うと思うし、いかに既存のグラフィックツールと連携できるかっていうところを頑張らないと勝ち目がないのは事実かもしれない。